
朝晩が涼しくなって、やっと過ごしやすくなったはずなのに、朝、布団から起き上がれない。午後になると急に眠気が続いて、仕事や家事の手が止まる。休みの日にゆっくりしたのに、あまり何もしていないのに疲れている。
それは気のせいでも、年齢のせいでもありません。今年の記録的な暑さの疲れを体が秋まで持ち越している、そのサインです。いわゆる秋バテです。
この記事では、秋バテの症状と夏バテとの違い、今年の秋バテが重い理由、夏の疲れを精算する暮らしのセルフケア、そして、休んでも戻らないだるさを内側から整えるレイキの活用法をお伝えします。福岡を拠点に、レイキ講座とヒーリングセッションを長年お届けしてきた経験から、今日からできる形でまとめました。
レイキを活用すると、変わるのは、朝の目覚めだけではありません。午後の眠気に振り回されない、日中の使える時間が戻ってきます。
※この記事の内容を10日間でじっくり学べる無料メール講座もご用意しています(記事末尾に詳細)
秋バテとは?夏バテとの違いと、症状チェック

セルフケアの前に、体の中で何が起きているのかを整理しておきましょう。仕組みが分かると、ケアの意味がすっと入ってきます。
秋バテは病名ではなく、夏の疲れが秋に表に出た状態
秋バテは、正式な病名ではありません。夏の暑さや冷房でたまった疲れと自律神経の乱れが、涼しくなった9月から10月にかけて表に出てくる状態を指す、暮らしの中から生まれた言葉です。
病名ではないからといって、軽いものではありません。内科の外来でも「夏の疲れが取れない」「朝起きられない」「食欲が戻らない」という訴えは、この時期に増えると言われています。検査で異常が見つからなくても、つらさには理由があります。
夏バテと秋バテの違い。時期・原因・戻り方が違う
| 夏バテ | 秋バテ | |
|---|---|---|
| 出やすい時期 | 7〜8月の暑さの盛り | 9〜10月の季節の変わり目 |
| 主な原因 | 暑さ、冷房との温度差、冷たい飲食で胃腸が疲れる | 朝晩と日中の寒暖差、台風や秋雨の気圧変動、夏の疲れの蓄積 |
| 戻り方 | 涼しくなると比較的早く戻る | 気温が安定するまで長引きやすい |
つまり秋バテは、夏バテの続きです。夏に使い果たした分を涼しくなってから体が精算している、それが秋バテです。「涼しくなったのに、なぜ」ではなく「涼しくなったから、出てきた」と捉えるほうが、体の実感に合います。
秋バテの症状チェック
- 朝、すっきり起きられない
- 日中、急に眠気が続く
- あまり何もしていないのに疲れている、体がだるい
- 食欲がない、胃がもたれる
- 頭が重い、頭痛がする
- めまい、立ちくらみ
- 肩こり、首のこわばり
- 気分が沈む、やる気が出ない
3つ以上当てはまる方は、夏の疲れを持ち越している可能性が高いです。なお、めまいや立ちくらみが強い、動悸が続く、体重が急に減ったという場合は、秋バテと決めつけず、まず医療機関で他の原因がないかを確認しましょう。
体のだるさより、気分の沈みのほうが強く出る方もいます。その場合は、秋分前後に気分が落ち込む理由とレイキセルフケアにまとめています。
今年の秋バテが重い理由。暑さと冷房で内臓が冷えたまま秋へ
今年のご相談で目立つのは「例年より重い」という言葉です。理由は、体の中で3つ重なっています。
原因は3つ。寒暖差・気圧の変動・夏の疲れの蓄積
- 寒暖差:朝晩と日中で気温が10度近く違う日が続くと、自律神経は体温の調節に追われ続けます。切り替えが追いつかなくなると、だるさや眠気、頭の重さとして現れます。
- 気圧の変動:9月は台風と秋雨前線が重なり、一年の中でも気圧の上下が大きい時期です。気圧の変化は自律神経を揺らし、頭痛やめまいを誘います。天気で不調が出る方は、気象病を自然療法とレイキで整える記事も合わせてご覧いただけます。
- 夏の疲れの蓄積:今年は暑さが長く、冷房の時間も、冷たい飲み物や麺類も、例年より増えた方が少なくありません。胃腸が冷えたまま秋を迎えているため、食欲がない、胃がもたれるという症状が抜けにくくなっています。
「何もしていないのに疲れる」のは、夏の間ずっと働いていたから
自律神経は、暑さの中で体温を保つために、夏じゅう休みなく働き続けていました。涼しくなって、その仕事から解放された途端に、たまっていた疲れが表に出てきます。長い距離を走り終えた後、ゴールしてから脱力するのに似ています。
ですから、休んだのに疲れているのではありません。やっと休めるようになったから、疲れが見えてきたのです。ここを取り違えると「怠けているのでは」と自分を責めて、さらに体が固くなります。夏の自律神経の仕組みは、夏に自律神経が乱れる理由と整え方で詳しくお伝えしています。
もう一つ見逃せないのが、内臓の冷えです。冷房の効いた部屋で冷たいものを口にする夏を過ごすと、胃腸は冷えたまま消化の力が落ちます。その状態で秋を迎えると、食べる量が戻らず、体力の回復がさらに遅れます。冷房で冷えた体の整え方は、冷房病対策を外と内からまとめた記事にあります。
秋バテを軽くする暮らしのセルフケア3つ。湯船・温かい食事・朝日

ここからは、どなたでも今夜からできる3つのケアです。特別な道具はいりません。秋は、レイキを学んでいる方もそうでない方も、疲れが出やすい時期です。まずは体をいたわるところから始めましょう。
1. ぬるめの湯船に10分。3つの「首」を冷やさない
38〜40度のぬるめの湯船に10分ほど浸かると、緊張していた自律神経が休息の側へ切り替わりやすくなります。残暑のうちはシャワーで済ませたくなりますが、湯船に浸かった翌朝と浸からなかった翌朝では、体の重さが違ってきます。
上がったあとは、首・手首・足首を冷やさないようにしましょう。この3つの「首」を冷やさないことが、強い体作りの基本です。朝晩が冷える日は、薄手の羽織りものやレッグウォーマーを手元に置いておくと安心です。
2. 温かい一品を足して、内臓を温め直す
秋バテのケアで最初に見直したいのが、日々の食事です。冷たい麺や氷入りの飲み物を温かい汁物に置き換えるところから始めましょう。味噌汁に、かぼちゃ・れんこん・大根などの根菜を入れる。生姜をひとかけ足す。納豆や漬物などの発酵食品を一品添える。胃腸が温まると、消化の力が戻り、食欲も少しずつ戻ってきます。
飲み物は、常温の水を一口ずつ。噛むように、唾液と混ぜながら飲みます。冷たいものを飲む時は、口の中で温度が上がるのを待ってから飲み込むと、胃腸への負担が減ります。
3. 朝日を浴びて、寝る時間と起きる時間を揃える
朝、カーテンを開けて朝日を浴びると、体内時計が整い、夜になると自然に眠気が来るようになります。日照時間が短くなる秋は、朝日を浴びるのを、夏よりも心がけたいものです。寝る時間と起きる時間を毎日そろえることも、自律神経を落ち着かせます。
日中の眠気がどうしても強い日は、昼食後に15分だけ目を閉じて、昼寝するのがおすすめです。20分を超えると夜の眠りに響くので、短く切り上げるのがコツです。
こうした暮らしの工夫は、それ自体が秋バテのだるさを和らげます。同時に、レイキを受け取りやすい体をつくる助けにもなります。
レイキでできる秋バテのセルフヒーリング
湯船と食事で楽になる日もあれば、それでも朝の重さが抜けない日があります。夏の間ずっと張りつめていた体は、休み方を忘れていることがあるからです。そこに、レイキが働きかけます。
レイキは、もともと備わっている癒える力を引き出すエネルギー療法です。レイキ伝授を受けた方は、ご自身の手で毎日ヒーリングができます。道具も薬も使わないので、眠る前の布団の中でも、ソファでテレビを見ながらでも行えます。レイキの基礎については、レイキとは?基本から学ぶ完全ガイドでお伝えしています。
バテ気味の時は、お腹と腰へ。5分ずつ
- 椅子やソファに楽に座ります(寝る前なら、布団の中で横になったままで大丈夫です)
- 両手のひらを重ねて、お腹にあてます。そのまま5分
- 次に腰へ。座っているなら両手を腰にあて、横になっているなら手を腰の下に差し込んで、そのまま5分
レイキヒーリングには様々な方法があります。基本は、全体を整えてから、ポイントにヒーリングすることです。今回、ご紹介したのは、応急処置的に、ヒーリングする時の方法です。
秋バテのように内臓が冷えて消化の力が落ちている時は、多くの方に、お腹と腰へのヒーリングが特に有効です。お腹は胃腸の要、腰は体を支える力の要です。力は、全くいりません。ボーっとしていても、寝かかっていても、レイキはよく流れます。途中で眠ってしまっても大丈夫です。
日々の食事と、まんべんなくのセルフヒーリング
秋バテをこじらせないために大事なのは、日々の食事です。セルフヒーリングを取り入れることも、強力に回復をサポートしてくれます。
一か所に集中して、セルフヒーリングをする日があってもいいのですが、全身をひと巡りさせると、体は整いやすくなります。
基本の手の置き方や全身の順番は、レイキセルフヒーリングのやり方にまとめています。眠りが浅くて朝が重い方は、寝る前の5分から始める不眠のセルフケアも合わせてご覧いただけます。
「急に眠気が続く」と話されていた方たちの変化
9月に入ってから「涼しくなってから急に眠気が続く」「あまり何もしていないのに疲れている」と話される方が続きました。今年の暑さが、それだけ体力を削っていたのだと感じています。
そうした方の中で、セルフヒーリングを続けている方からは「夜ぐっすり眠れるようになった」「日に日に体が戻ってきているのが分かる」というお声をいただいています。眠りが深くなると、翌日の午後の眠気が減り、日中の使える時間が戻ってくる。この順番で回復していく方が多いです。
感じ方には個人差があり、すべての方に同じ変化が起こるとは言えません。それでも「休んでも戻らないだるさに、自分で打つ手がある」と知っていること自体が、秋の入り口の気持ちを軽くし、回復を後押しします。レイキで期待できる変化については、レイキヒーリング効果の解説ページで詳しくお伝えしています。
ひとりでは整えきれないほど疲れがたまっている時は、ヒーリング・カウンセリングで一度リセットしてから、セルフケアを始めるのもおすすめです。ご自身の手で毎日ケアできるようになりたい方には、マンツーマンのレイキ講座があります。その前に、詳しいことを聞きたいという場合は、レイキ体験講座をご用意しています。
よくあるご質問
秋バテについて、よくいただくご質問をまとめました。
Q1. 夏バテと秋バテの違いは何ですか?
A. 出る時期と原因が違います。夏バテは7〜8月の暑さの盛りに、暑さや冷房との温度差、冷たい飲食で胃腸が疲れて起こります。秋バテは9〜10月の季節の変わり目に、寒暖差や気圧の変動に加えて、夏の疲れの蓄積が表に出て起こります。涼しくなれば楽になる夏バテと違い、秋バテは気温が安定するまで長引きやすいのが特徴です。
Q2. 秋バテはいつまで続きますか?
A. 寒暖差が落ち着く10月の中旬から下旬にかけて、軽くなっていく方が多いです。ただ、何もしないまま過ごすと、夏の疲れが冬の冷えにつながり、年末まで引きずることがあります。だるさが3週間以上続く、日に日に強くなるという場合は、一度は、医療機関に相談するのもおすすめです。
Q3. 何から始めればいいですか?
A. 今夜、ぬるめの湯船につかってみること、明日の朝、カーテンをあけて、朝日を浴びること、この2つから始めましょう。寝室に光が入らない場所であれば、朝一で、ベランダや、玄関の外に出て、3分ほどでも構わないので、日光を浴びましょう。
この2つは、すぐにできます。食事は、冷たい一品を温かい一品に置き換えるところから。全部を一度に変えなくても、湯船と朝日の2つが続くだけで、体の状態は変わってきます。
Q4. レイキを学んでいなくても、できることはありますか?
A. あります。この記事の湯船・温かい食事・朝日の3つは、どなたでも今日からできるケアです。秋は誰にとっても疲れが出やすい時期なので、まずは体をいたわることを優先しましょう。そのうえで、休んでも戻らないだるさを内側から整えたい方には、レイキ伝授を受けてご自身の手で行うセルフヒーリングという道があります。
Q5. 病院に行く目安はありますか?
A. めまいや立ちくらみが強い、動悸が続く、体重が急に減った、だるさが3週間以上続く。こうした時は、まず内科で他の原因がないかを確認するのが順序です。必要な医療は大切にしながら、レイキで癒える力が働きやすい状態を整えていく。この両立をおすすめしています。
まとめ
秋バテの症状とセルフケアについて、大切なポイントを3つに絞ってお伝えします。
- 秋バテは病名ではなく、夏の疲れが涼しくなってから表に出た状態。急な眠気、何もしていないのに疲れるだるさ、食欲不振が代表的な症状
- 今年は暑さが長く、冷房と冷たい飲食で内臓が冷えたまま秋を迎えたため、例年より重い。休んだのに疲れているのではなく、休めるようになったから疲れが見えてきた
- 暮らしのケアは「ぬるめの湯船・温かい一品・朝日」の3つ。そのうえで、休んでも戻らないだるさには、お腹と腰へのレイキセルフヒーリング
まずは今夜、ぬるめの湯船に10分浸かって、明日の朝はカーテンを開けて朝日を浴びるところから始めてみましょう。そのうえで、休んでも戻らないだるさを内側から整えたい方には、レイキ伝授を受けてご自身の手で行うセルフヒーリングという道があります。
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