
日が短くなって、夕方5時を過ぎると部屋が急に暗くなる。何か嫌なことがあったわけではないのに、胸の奥がすっと重くなって、笑おうとしても笑えない。この時期になると毎年こうなる、という方は少なくありません。
それは気のせいでも、心が弱いからでもありません。秋分の前後は、一年の中でも気分が落ち込みやすい時期です。日照時間や寒暖差といった体の側の理由に加えて、この時期特有のエネルギーの切り替えが重なっています。
この記事では、秋に気分が落ち込む理由、秋分という転換点の意味、無理に明るくしないで休む過ごし方、レンコンや焼き柿などの食養生、そしてレイキで内側から整える方法をお伝えします。福岡を拠点に、レイキ講座とヒーリングセッションを長年お届けしてきた経験から、今日からできる形でまとめました。
秋の落ち込みは、次に向かう準備期間です。読み終える頃には、この時期の見え方が変わっているはずです。
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秋に気分が落ち込むのはなぜ?体の側の3つの理由

まず、体の側で起きていることを整理しておきましょう。理由が分かるだけで、「私だけがおかしいのでは」という不安は軽くなります。
1. 日照時間が短くなり、セロトニンが減る
秋分を境に、昼より夜のほうが長くなります。日光を浴びる時間が減ると、心の安定に関わるセロトニンという物質が作られにくくなります。セロトニンは、夜に眠りを促すメラトニンの材料でもあるので、減ると気分だけでなく眠りの質にも響きます。気分が沈む、朝がつらい、夜中に目が覚める。この3つが同時に出るのは、そのためです。
2. 朝晩と日中の寒暖差で、自律神経が疲れる
9月後半は、朝は肌寒いのに日中は汗ばむ日が続きます。体温の調節を担う自律神経は、この差に追われて休む暇がありません。自律神経が疲れると、体はだるく、気持ちは沈みやすくなります。体と心は別々ではなく、同じ神経で動いているからです。
3. 夏の疲れを心が受け取っている
今年の暑さで削られた体力は、涼しくなってから表に出てきます。体のだるさとして出る方は秋バテ、気持ちの重さとして出る方は秋の落ち込み。出方が違うだけで、根は同じです。体のだるさが強い方は、秋バテの症状と対策をまとめた記事も合わせてご覧いただけます。夏の自律神経の仕組みは、夏に自律神経が乱れる理由と整え方にあります。
秋分は、陽から陰へ切り替わる転換点。落ち込みはバージョンアップ前のサイン

ここからは、私の見解です。長年、季節の変わり目にいらっしゃる方の心と体を見てきて、秋分の前後には共通した流れがあると感じています。
陽の気が下がり、気の巡りが変わる時期
今年の秋分は9月23日です。東洋の考え方では、秋分は陽の気が下がり、陰の気が増えていく切り替えの日にあたります。夏の間、外へ外へと向いていたエネルギーが、内側へ向きを変える。この転換に体と心が追いつかない時、気分の落ち込みとして表れます。
この時期は、冷えや乾燥、倦怠感を感じやすくなります。体の内側も外側も冷やさないように心がけることが、さらなる落ち込みを防ぐ土台になります。首・手首・足首を冷やさない、冷たい飲み物を温かいものに替える。この小さな積み重ねが、切り替えの負担を軽くします。
気分の落ち込みは、弱さではなく切り替えの表れ
体の状態は、エネルギーの状態をそのまま表します。逆も同じで、エネルギーが切り替わる時期には、体も心も一時的に勢いが落ちます。秋に気分が落ち込みやすい方は、この切り替えを人より敏感に受け取っている方です。鈍いのではなく、むしろ感じ取る力がある。
ですから、落ち込みは、弱さではありません。次の季節に向かう準備が、内側で始まっているサインです。私はこれをバージョンアップの時期と呼んでいます。落ち込んだりする方こそ、次に向かう準備を始める時期に変えられます。
エネルギーの巡りに直接働きかけるのが、レイキ
朝日を浴びる、体を動かす、食事を整える。体の側の対処は、どれも大切です。ただ、これらは体を通してエネルギーに間接的に働きかける方法です。
レイキは、目には見えないエネルギーの質・流れ・量に直接働きかけて、もともと備わっている癒える力を引き出すエネルギー療法です。切り替えの時期に、内側から巡りを整える。それが、秋分前後にレイキが力を発揮する理由です。レイキの基礎については、レイキとは?基本から学ぶ完全ガイドでお伝えしています。
落ち込んだ時は、無理に明るくしない。休んでエネルギーを貯める

気分が落ちている時に「元気を出そう」「外に出よう」と自分を追い立てると、かえって消耗します。この時期の正しい順番は、休むことが先です。
体が休まれば、心のエネルギーも充電される
体の状態は、エネルギーの状態をそのまま表す、とお伝えしました。だから、落ち込んだ時に一番先にすることは、心を明るくすることではなく、体をしっかり休めることです。体が休まれば、心のエネルギーは自然に充電されていきます。
好きなものを食べたり飲んだりして、しっかり体を休めましょう。ただ、甘いもののうち、白砂糖で作られたものは避けます。白砂糖は一時的に気分を上げますが、その後に気分を大きく落としやすく、体を冷やす食べ物でもあります。それ以外の好きなものなら、我慢しなくて大丈夫です。
気分が上がる環境を作って、過ごす
落ち込んでいる自分をどうにかしようとするより、気分が上がる環境を作るほうが早く戻ります。温かい飲み物を手元に置く。夕方早めに部屋の明かりをつける。好きな香りや音楽を流す。誰にも会わなくていい日をあらかじめ作っておく。落ち込みと戦わず、心地よい環境を整え、無理しない時間を作る。これが、切り替えの時期の過ごし方です。
「休む」と「休みながら流す」の違い
ここに、レイキを学んだ方とそうでない方の差が出ます。休むだけでも回復はしますが、レイキ伝授を受けた方は、休みながらセルフヒーリングを行えます。
布団の中で手を当ててレイキを流しながら、そのまま眠ってしまっても構いません。休息と充電が同時に進むので、立て直しが早くなります。
まだレイキを学んでいない方は、一度ヒーリングを受けてエネルギーを貯めてから秋を過ごす、という方法もあります。
ヒーリング・カウンセリングは対面のほか、遠隔でも行えます。先日、遠隔ヒーリングを受けた方から「胸の辺りに感じていた重い感じが、なくなっていました」というお声をいただきました。その翌朝のご感想は、レイキ遠隔ヒーリング、翌朝のご感想でご覧いただけます。
秋の食養生。レンコン・白ごま・焼き柿で、冷やさず整える

秋の食養生で、手軽に手に入るものをご紹介します。難しいことはありません。いつもの食卓に一品足すだけです。
レンコンと白ごま。乾燥の季節の味方
秋は乾燥の季節です。東洋の考え方では、秋は、肺に影響を及ぼしやすく、乾燥が進むと咳や肌の乾き、気持ちの沈みにつながるとされています。
レンコンは、昔から喉や肺を潤す食材として使われてきました。きんぴらでも、すりおろして汁物に入れても構いません。白ごまも、体を潤す食材として知られています。ご飯や和え物にひとふり足すだけで続けられます。
秋の果物は常温で。柿は焼いてシナモンをまぶす
秋の果物もおすすめです。ただ、果物には体を冷やす成分もあります。冷蔵庫から出してすぐ食べるより、常温に戻してから食べましょう。
私のおすすめは、焼き柿です。柿を切ってフライパンで焼き、シナモンをまぶして食べます。バターを少し添えてもおいしいですよ。焼くことで冷やす性質がやわらぎ、シナモンが体を温めてくれます。白砂糖を使わなくても、柿の甘さだけで十分な、秋のおやつになります。
食養生は、レイキを受け取りやすい体を作る
こうした食養生は、それ自体が気分の落ち込みをやわらげます。そして、食養生や食べ物に気を遣うことは、レイキエネルギーを受け取りやすい体も作ります。レイキ講座では、レイキを受け取りやすい体をつくる自然療法や食養生も一緒にお伝えしています。
レイキを続けていると、体のほうが、自分を健やかにする食べ物を欲するようになるのです。その選択が直感でできるようになります。
秋分は、自分を見直すのに適した時期。レイキで内側から整える
秋分の前後は、自分自身を見直すのに適した時期です。外へ向いていたエネルギーが内側へ向く。だから、今の暮らし方や、これから何を大事にしたいかが、自然と浮かびやすくなります。
落ち込みの底で、次に向かう準備が始まる
落ち込んでいる時は、何もできていない気がします。けれど内側では、夏に広げたものを一度たたんで、次の季節に必要なモノを準備し、選び直す作業が進んでいます。この時期に無理をせず休んだ方は、冬の入り口で軽くなっている方が多いです。バージョンアップの時期とは、そういう意味です。
初級講座を受けた方からのご感想
秋の落ち込みについて、レイキ初級講座を受けた方から、こんなご感想をいただきました。
気分が落ち込みやすい方は、秋になると何か焦燥感のような、心から笑えない気持ちがありました。ですが、秋分は切り替えの時期であるとともに、落ち込んだりする人は、次に向かう準備を始めるバージョンアップの時期ということに変えられる。バージョンアップの時期を迎える人もいるということを、さと子さんからお伺いして、気持ちが切り替わりました。
日々のセルフヒーリングをすると、ちょっと気分が落ちた時も、すぐ立て直せるので不思議な感じがします。本当にレイキでのセルフケアを教えていただいてよかったです。今できる範囲で食養生も実践中です。まずはお水を飲むことを大事にしておきます。
(※上記は個人の感想であり、レイキによる医療的な効果効能を保証するものではありません。)
「すぐ立て直せる」。この一言に、レイキを学ぶ意味が詰まっています。落ち込まなくなるのではなく、落ちても自分の手で戻れる。それが、秋を自分で越えていける力です。レイキで期待できる変化については、レイキヒーリング効果の解説ページで詳しくお伝えしています。
自分の手で整える力を持つ、という選択
見直しの時期に、自分の手で整える力を持つと、この先の冬も、来年の秋も、自分で越えていけます。ご自身の手で毎日ケアできるようになりたい方には、マンツーマンのレイキ初級講座があります。その前に、詳しいことを聞きたいという場合は、レイキ体験講座をご用意しています。ひとりで抱えている時間が長い方には、30日間メールカウンセリングで、日々の変化を見ながら支える形もあります。
よくあるご質問
秋の気分の落ち込みについて、よくいただくご質問をまとめました。
Q1. 秋に気分が落ち込むのは、なぜですか?
A. 日照時間が短くなってセロトニンが減ること、寒暖差で自律神経が疲れること、夏の疲れが表に出ることの3つが、体の側の理由です。
加えて、秋分の前後は陽から陰へエネルギーが切り替わる転換点で、その変化を敏感に受け取る方ほど落ち込みやすくなります。弱さではなく、切り替えの表れです。また、体は冬を迎える準備を始めていて、そこに夏の疲れも重なるため、体に十分なエネルギーがなく、疲労感が出やすいのです。その状態が続くと、心も疲弊していきます。
Q2. 秋うつと、普通の気分の落ち込みの違いは?病院に行く目安はありますか?
A. 秋から冬にかけて毎年決まって気分が沈み、日常生活に支障が出る状態は、季節性の気分の不調として医療の対象になります。目安は、落ち込みが2週間以上続く、眠れない日や食べられない日が続く、仕事や家事が手につかない、この3つです。
当てはまる時は、まず心療内科や精神科で相談するのもおすすめです。必要な医療は大切にしながら、レイキで癒える力が働きやすい状態を整えていく。この両立をおすすめしています。
Q3. 果物は体を冷やすと聞きました。秋に食べないほうがいいですか?
A. 食べて大丈夫です。冷蔵庫から出してすぐではなく、常温に戻してから食べましょう。秋に甘いものが食べたい時におすすめなのは、柿です。柿はフライパンで焼いてシナモンをまぶすと、冷やす性質がやわらぎます。バターを少し添えてもおいしいです。
Q4. レイキを学んでいなくても、できることはありますか?
A. あります。体の内側も外側も冷やさない、白砂糖以外の好きなものを食べてしっかり休む、気分が上がる環境を作る。できれば、少し体も動かすのをおすすめします。体を動かすのは、片付けや掃除でも構いません。
この4つは、どなたでも今日からできます。そのうえで、落ちてもすぐ立て直せる力を持ちたい方には、レイキ伝授を受けてご自身の手で行うセルフヒーリングという道があります。
まとめ
秋の気分の落ち込みについて、大切なポイントを3つに絞ってお伝えします。
- 秋に気分が落ち込むのは、日照時間・寒暖差・夏の疲れという体の側の理由に加えて、秋分の前後に陽から陰へエネルギーが切り替わるため。弱さではなく、バージョンアップ前のサイン
- 落ち込んだ時は、無理に明るくしない。体の内外を冷やさず、白砂糖以外の好きなものを食べて、しっかり休む。体が休まれば、心のエネルギーも充電される
- レンコン・白ごま・焼き柿の食養生は、レイキを受け取りやすい体を作る。そのうえで、エネルギーの巡りに直接働きかけるレイキで、落ちても自分の手で立て直せる力を持つ
まずは今夜、温かい飲み物を手元に置いて、首と足首を冷やさずに早めに休むところから始めてみましょう。明日の朝はカーテンを開けて、朝日を浴びる。そのうえで、落ちてもすぐ立て直せる力を内側から育てたい方には、レイキ伝授を受けてご自身の手で行うセルフヒーリングを学ぶのもおすすめです。
※ 文中のエピソードは、ご承諾をいただいて掲載しています。
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