「練習会があるレイキスクールを選びましょう」。レイキの学び先を調べていると、この言葉をよく見かけます。
その一方で、すでに他のスクールなどで、学ばれた方からは「練習会に通っているのに、手応えが変わらない」というお声も届きます。
実は、レイキの上達と練習会の間には、一般に言われているほどの関係がありません。
上達を決めるのは、レイキというエネルギーと自分とのつながりだからです。この記事では、長年の講座とセッションの経験をもとに、練習会で上達しない仕組みと、受けた方に喜ばれるヒーリングの条件を解説します。スクール選びの判断材料としても、今の学び方の見直しとしても使える内容です。
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レイキの練習会とは?行われていることと参加の目的

まず、練習会がどんな場なのかを整理します。
練習会で行われていること
レイキの練習会は、伝授(アチューンメント)を受けた方同士が集まって、ヒーリングをし合う場です。ペアになって交代でレイキを流す練習、遠隔ヒーリングの練習、エネルギーを感じ取るワーク、参加者同士の交流。月1回ほどのペースで、スクールや団体が開いていることが多いです。
同じ学びをしている方と出会い、話せる場としては、楽しい時間になります。交流の場としての価値は、確かにあります。
「練習会があるスクールがおすすめ」と言われる背景
スクール選びの情報では、「練習の場があるから上達できます」という言葉とともに、練習会つきのスクールが勧められていることがあります。
ただ、結論からお伝えすると、練習会の有無は、スクールの質を測る基準になりません。
同じレイキ講座でも、体感を分けるのは伝授の質と実践指導です。講座選び全体の考え方は失敗しないレイキ講座の選び方で詳しくお伝えしています。
練習会に通っても上達しない理由

では、なぜ練習会で上達しないのでしょうか。仕組みから説明します。
上達を決めるのは、レイキと自分との縦のつながり
レイキは、宇宙のエネルギーです。そのエネルギーを必要なだけ受け取り、人へ渡すのがレイキヒーリングです。
つまり、ヒーリングの質を決めるのは、レイキというエネルギーと自分との縦のつながりです。自分がどれだけレイキを受け取れて、そのまま流せる体になっているか。ここがすべてと言ってよいほど大切です。
練習会で行われているのは、人間同士の横のエネルギーのやり取りです。
横のやり取りを何回重ねても、縦のつながりは育ちません。だから、練習会で何人にヒーリングをしても、受けた方が心から喜ぶヒーリングには近づかないのです。
人に渡すことは、練習で身につけるものではない
エステや整体など、体の筋肉の方向性やその繋がりを体得するのが必要な技術であれば、人相手の反復練習に意味があります。レイキは違います。レイキヒーリングは、相手のエネルギーに直接働きかけるものです。
人にレイキを渡すこと自体は、施術者がレイキを受け取れる体が育っていれば、自然にできるようになります。人相手に手順の反復で、ヒーリング力が向上する種類の技術ではないのです。
練習会が要らないことと、独学で良いことは別の話
誤解のないように書き添えます。練習会に通う必要はありませんが、正しい伝授と実践指導は必要です。
本やネットの情報だけで自己流に進めるのは、別のリスクがあります。詳しくはレイキ独学が危険な理由にまとめています。
練習会に一度も参加したことがないヒーラーの実例

理屈だけではなく、実例をお伝えします。私自身のことです。
参加ゼロでも、ご病気の方に喜ばれるヒーリングができている
私は、レイキの練習会に一度も参加したことがありません。それでも18年、延べ7,800件を超えるセッションと講座を重ね、ご病気の方にも喜んでいただけるヒーリングを続けて、プロのヒーラーを続けることができています。
練習会で数をこなすことが上達の条件なら、この18年の説明がつきません。上達の条件が、レイキとのつながりを育てることだからこそ、練習会なしでもここまで来られました。ちなみに私がレイキを受けた先生も練習会は開いていらっしゃいませんでした。
私だけではありません。当スクールを修了された方にも、練習会などに参加せず、プロとしてたくさんの方に喜ばれるヒーリングをされている方々がいらっしゃいます。
上達の本当の場所は、日常の中にある
縦のつながりを育てる場所は、特別な集まりではなく、日常です。毎日のセルフヒーリングで自分自身と向き合う時間。そして、機会があれば、自分をできる限り整えて、目の前の一人に真剣にレイキを流す時間。この2つが、レイキをそのまま受け取れる体を育てます。
「集まりが苦手で、通い続けられる自信がない」という方には、レイキ練習会が苦手でも大丈夫という記事も読んでいただければと思います。
練習会でヒーリングを受ける時の注意点

ここからは、参加を考えている方に向けた、受ける側の注意です。大切なところなので、はっきりお伝えします。
整っていない方からヒーリングを受けると、何が起きるか
エネルギーが整っていない方のヒーリングを受けると、その方の淀んだエネルギーや、「良くなってほしい」という念を一緒に受け取ってしまうことがあります。
枯れ葉の詰まった側溝に、水を勢いよく流すところを想像してみましょう。詰まりは押し流されて、側溝はきれいになります。ただ、流したのが汚れた水だったら、側溝には汚れた水が残ります。
エネルギーも同じです。誰かからヒーリングを受けると、氣は巡ります。滞っていた巡りが動くので、受けた直後は一時的にすっきりします。ただ、流れてきたエネルギーの純度が高くないと、心地よさは続きません。淀んだエネルギーが体に残ると、後から重さやだるさが出てくることがありますが、これは、好転反応と区別がつきにくい部分があります。
レイキヒーリングを受けて、2~3日水を多めに飲んで、体の重さがぬけない場合は、ヒーリングをしてくれた人(施術者)に連絡を取りましょう。対処法を教えてくれるはずです。
一般的な好転反応の場合、重さが抜けるとスッキリ爽やかな日が続きます。今まで体調に波があった方もその波が少なくなります。
実際に、練習会に参加された方から「その時は交流が楽しかったのに、後から体が重くなった」というご相談をいただくことがあります。練習中の方同士でヒーリングをし合う場には、このリスクがあります。
受けるなら、セルフヒーリングを日課にしている方から
では、どう見分ければ良いのでしょうか。物差しは、はっきりしています。その方が、自分自身へのセルフヒーリングを日課にしているかどうかです。
同じ側溝の例えで考えてみましょう。流れてくるのが泥水の場合と、透明なきれいな水の場合、どちらが変化を感じられるでしょうか。当然、後者です。
泥水は、セルフヒーリングをしないまま人にヒーリングをしている方。透明なきれいな水は、セルフヒーリングを日課にしてから、人にヒーリングをしている方です。セルフヒーリングを続けている方は、自分の氣が整っているので、エネルギーの通り道がきれいです。ヒーリングを受けるなら、セルフヒーリングを日課にしているプロから受けましょう。
特に気をつけたい方と、練習会に意味がある場合
人の感情やエネルギーの影響を受けやすい方、HSPの気質がある方は、特に注意した方が良いです。
一方で、練習会に意味がある場合もあります。しっかり学んで、きちんとヒーリングができるようになった方同士が、たまに集まって行うなら、問題は起きにくいです。交流や情報交換を目的にするなら、それも1つの楽しみ方です。
喜ばれるヒーリングができる条件
最後に、タイトルの答えです。受けた方に喜ばれるヒーリングは、何で決まるのでしょうか。
腕の良いヒーラーとは、どんな人か
長年、講座とセッションを重ねてきて、繰り返し見てきたことがあります。腕の良いヒーラーとは、自分が整って、ゆるんだ状態でレイキを流し、受け取る側も同時にゆるめられる人です。
ヒーラーは源泉ではなく、レイキエネルギーの通り道です。通り道である自分が整っているほど、レイキは豊かに流れ、受けた方の癒える力が引き出されます。渡す側の状態と、受け取る側の状態。そして、受け取る側の状態も、整えられるのが、腕の良いヒーラーです。
この両方がそろうことが、喜ばれるヒーリングの条件です。
そして、受け取りやすい状態に整えてから、ヒーラーがヒーリー(レイキを受け取る方)にレイキヒーリングを行うと、喜ばれるヒーリングになります。
縛りのない環境で、つながりを育てる
私の講座では、練習会はありません。私がエネルギーをみて、修正箇所を修正していき、レイキエネルギーの通りやすい体を作れるように、サポートします。
そして、まずは、セルフヒーリングから始めていただきます。自分をまずは、整えること、この意味は深いです。その深さについても、講座で学びます。
集まりから離れると力が落ちる、と教える場所もあるようです。私はそういう風には考えていません。習ったことは、私から離れても一生消えないからです。
マンツーマンの対面伝授と実践指導で、レイキとのつながりを育てる学び方は、マンツーマンのレイキ体験講座で確かめられます。当スクールの方針や教室選びの判断ポイントは、レイキ協会との関係についての記事にもまとめています。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 練習会に参加しないと、レイキの力は落ちますか?
A. 落ちません。一度受けた伝授と、身につけた技術は、集まりに参加しなくても、修了後も育てていけます。ヒーリング力を保つのは参加ではなく、日々レイキを使うことです。
Q2. 練習会に誘われています。参加しても良いでしょうか?
A. 交流の場として楽しめそうなら、選択肢の1つです。ただ、ヒーリングをし合う場合は、相手を選びましょう。参加後の体の重さや不調は、自分である程度取り除くこともできるかと思いますが、運氣の停滞を感じる人もいます。また、そこで、元々持っている自分の氣が必要以上に吸い取られると、それを戻すまでに時間がかかることがあります。
Q3. 練習会に行かずに、人にヒーリングができるようになりますか?
A. なります。質の高い伝授を受けることと、日々のセルフヒーリングでレイキを受け取れる体を育てることです。私自身、練習会に参加したこともありませんし、そのような機会もありませんでした。それでも、プロとして、ヒーリングを受けていただいて、相手の方に喜んでいただいています。
Q4. スクール選びで、練習会の有無はどれくらい重視すべきですか?
A. 基準にしなくて大丈夫です。見るところは、伝授の質(レイキ伝授をきちんとしてもらえるか)と、日常で使えるところまで教えてもらえるサポートや実践指導が、個別に受けられるか、質問ができるか、という点です。
まとめ
この記事の要点は3つです。
- 練習会は交流の場。ヒーリングの上達は、レイキと自分との縦のつながりで決まります
- 人同士の練習で、ヒーリング力が向上することはありません。人に渡すことは、レイキとのつながりが育てば自然にできます
- ヒーリングをし合う相手は選びましょう。整っていない方から受けると、後から不調が出ることがあります。不調だけでなく運氣の低迷も続くことがあります。
気になるスクールがある方は、練習会の有無ではなく、先生がどんな考えで教えているかを確かめるところから始めてみましょう。練習会があっても、参加しないという選択もできるところにしましょう。
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